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 天使の図書館

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アカシック・レコード

アーカーシャーの記録(アカシック・レコード)



 このアーカーシャーの記録は、如来界以上の人でないと、読めないことになっています。

つまり、八次元、あるいは、九次元の住人でないと、

この記録を閲覧できないのです。

 なぜならば、人類の歴史を知るということは、仏の計画を知るということであり、

人類の未来社会の見取図まで分かってしまうため、

世人のだれもが見るというわけにはいかないからです。


近代で、生きながらにして、このアーカーシャーの記録を実在界で見て来た人としては、

十八世紀の北欧の神秘家・スウェーデンボルグがおります。

近年では、人智学のルドルフ・シュタイナー。

両者とも、八次元如来界の人です。

古くは、イエス・キリストの時代に、「黙示録」のヨハネが、光子体離脱をして、

つまり、生きながらにして魂が肉体を抜け出して、

アーカーシャーの記録を見て来て、それについての報告をしております。

ヨハネもまた、八次元如来界の人です。



ただ、このアーカーシャーの記録は、

文字に書かれた一冊の書物ではないため、

だれもが同じ理解をしているというわけではありません。

許可を受けると、その記録が、立体映画のように眼前に展開されるのですが、

見る人の悟りの段階に応じて、理解できるようになっています。

たいていは、象徴的なピクチャーを見せられて、

そこから、各自が感じ取るわけです。

「黙示録」のヨハネが見て来たという、新約聖書にある人類の未来図も、

ひとつの象徴であって、

完全なヴィジョンではなかったと言えます。



現在、八次元では、エリヤ、「黙示録」のヨハネ、ノストラダムスなどが、

アーカーシャーの記録を管理するという仕事をしております。

そして、九次元宇宙界で、この記録の鍵を持っているのが、

ゴーダマ・シッダールタ(釈尊)やイエス・キリストです。



このように、時間というものは、

単に三次元の時計によって計られるものではありません。

時間とは、実在界のアカシック・レコードが回されるときに奏でられる

音楽のようなものなのです。



たとえば、二時間のクラシック音楽をレコード盤に刻んでしまうと、

二時間という時間が、

ひとつの静止した物体のなかに閉じ込められてしまいます。

そして、レコードを回転させることによって、

それが再現されるのです。

ですから、もし、レコード盤の盤上にある刻みを見ただけで、

二時間分の音楽を看取することができる人がいたならば、

その人にとっては、二時間のメロディーが、

一瞬にして全曲を聴いたのと同じように分かってしまうはずです。

ただし、普通の人は、そうはできないので、

レコード盤をゆっくり回転させて、

二時間たっぷりかけて、曲を楽しむのです。


人類的な時間の秘密、歴史も、ここに理解の鍵があると言えます。

つまり、過去の歴史とは、すでに回転を終えたレコード盤の何枚かなのです。

未来の歴史とは、まだ回転させないでいるレコード盤なのです。

通常人であれば、これが曲として演奏されなくては、どんなものかが分かりません。

しかし、盤面を見ただけで、一瞬にして、

曲全体を読み取る能力者にとっては、

人類の未来がかなり明確に分かってしまうということなのです。


このアカシック・レコードは、人類的なものだけではありません。

個々人の魂の記録も遺っているのです。

これがすなわち、各人の「想念帯のテープ」です。

そして、高級霊ならば、生きている人の想念帯のテープを看取して、

過去・現在・未来という、三世を見通すことが可能です。

これが、時間のなかの真理なのです。



(『黄金の法』第1章より抜粋)


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